TVはDIYで割と簡単に壁掛けできる!

  • 2023年10月13日
  • 2024年7月10日
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壁掛けTVのメリット

引っ越しを機に、思い切ってTVを壁掛けにしました。メリットは以下の通りたくさんあります。

 ・何といってもTVを壁掛けにすると見た目がスッキリ!

 ・テレビボードが無い分、部屋のスペースが広がる

 ・テレビボードの費用がいらない

 ・テレビボードの上に埃がたまらない

いいこと尽くめで大満足しています。

壁掛けTVのデメリット

ではTVを壁掛けにするデメリットは何があるでしょうか。

まず、

「ゲーム機やDVD等の再生用デッキ、スピーカーを置く場所が無い。」

というのが挙げられるのではないでしょうか。しかしながら、最近のゲーム機はSwitchなど小型化してますし、デッキについては、サブスクを活用してPCやスマホからChromecastで無線接続すれば不要です!(うちは写真のとおりSwitchやスピーカーも壁掛けしています)

次に、

「家に穴が開く」

というのも考えられます。これについては、万が一TV壁掛けをやめても穴に白いシールなどを詰めて目立たないようにもできますし、大きな穴や多数の穴をあけないような壁掛け金具を選定することである程度解決できるのではと考えています。確かに新築の家に穴をあけるのはかなり勇気がいりましたが、壁掛けにした今、壁に穴をあけていることについて何も感じていないので問題ないのではないでしょうか。

壁掛けするための金具

壁掛けするには、壁掛け用の金具が必要です。

下記リンクの「壁掛けショップ」がおススメです。品揃えが豊富で安く、自宅のTVに合う壁掛け金具が見つかります。

金具は、ノーマルな固定タイプに加え、角度調整できるものや、アームで前後に可動できるもの、ホッチキスで固定できるものもあります。

●角度調整タイプ  壁の上の方に付けたい時に使えるかも。

●前後可動タイプ  見る場所と壁の距離が離れている場合に使えるかも。あまりそのような場合はないような気がしますが…

●ホッチキス固定タイプ  賃貸など、壁にネジ固定できない場合に使えます。

●普通の固定タイプ

うちの場合は、上記の普通の固定タイプのGP104にしました。

高いところに付けるとか、よほど特殊な条件が無い限り、普通の固定タイプでよいと思います。余計な機構が無い分、しっかりとスリムにTVを壁に固定できますし、何より費用面でも安くすみます。

TVのサイズ(**型)に合わせ、金具を選びましょう。その際、サイズとともにTVのネジ穴のピッチが金具の対応範囲に入っていることを確認してください。

下図のように金具には複数の穴が開いているので、対応範囲に入っていれば取付ができます。うちのTVの場合は縦横ともに400mmでした。

 

TVの高さ

悩ましいのが、TVの高さです。次のように、見る人の条件によって決めるとよいと思います。

●床に座って見る場合

床からTVの上端は、およそ80cm

●ソファーや椅子に座って見る場合

床からTVの上端は、およそ120~125cm

うちの場合は125cmにしました。

 

取り付け

まずは、壁に金具を取り付けるねじ穴の罫書きをします。

TVの裏面に金具を仮組し、壁掛けした時の金具~TV上端の寸法(◎の寸法)を測ります。そして、取り付けたい高さ(うちの場合は1250mm)から引いた寸法が、壁へ罫書く高さとなります。

画像は縦方向の金具を付けた状態のものです。横方向の金具位置は黄色の線で記載しています。

木造家屋の場合、壁補強または柱がある部分にねじ止めしましょう。

それ以外の部分だと石膏ボードしかないのでねじは取り付けできません。

壁補強をしていない場合でも、下地センサーを活用すると、簡単に柱の位置がわかります。

罫書きができたら、インパクトレンチでねじを取り付けましょう!

木造の場合ですが、電動ドライバーでなくインパクトドライバーのほうがよいです。壁補強や柱は分厚いため、ねじを締め付けるには強い力が必要となります。

うちの場合は木造なので、上の写真ような付属の木ネジを使いました。ネジや座金は金具に付属しています。

ここまでできれば、あとはTVを金具に掛けるだけです。

 

配線の納め方

掛けるだけと記しましたが、TVには多くの配線が接続されるので、それらをきれいに納める必要があります。うちは以下の通り納めました。

TVの入力端子が向かって左側にありますので、左上のTVで隠れる位置にコンセントを設置しています。そのコンセントから、電源線などの配線をつないでいます。

TVによっては、コンセントは枠の中でも良いかもしれません。

コンセントが足りないので、電源タップを追加しましたが、TVの裏になるので、下記の薄型のものにしました。

USBの外付けHDDは、枠の中に入ります。

TVを引っ掛けて下からずれ止めのねじを締めれば完成です!

おしゃれで見た目がスッキリする壁掛けTV、いかがでしょうか?意外と簡単にできるのでぜひチャレンジしてみてください!

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